俳優でコメディアンのロビンウィリアムズ氏が米国時間の8月11日、米国カリフォルニア州ティブロンの自宅で亡くなった。63歳だった。

カリフォルニア州マリンカウンティ保安官事務所の検視官キースボイド氏によれば、死因は窒息。同氏は自殺の可能性を示唆している。当局がロビンウィリアムズ氏の自宅から911通報を受けたのは8月11日の午前11時55分。このときウィリアムズ氏はすでに意識不明の状態だったという。午後12時2分、駆けつけた救急隊員により、ウィリアムズ氏の死亡が確認された。

ロビンウィリアムズ氏は自転車好きとして知られており、50台以上の自転車を保有しているといわれていた。だが保有台数は実際にはもっと多かったようで、PEZ Cycling News のインタビューに対しては、保有台数は「多すぎて数えきれない」と回答していた。また、別のインタビューでは、「所有する洋服の数よりも、自転車の台数の方が多い」と回答したこともあった。近隣の住民は、ウィリアムズ氏の愛車プリウスはいつもガレージの外に停められていたと語っている。ガレージは自転車で溢れ、自動車を停めるスペースがなかったからだ。


また、ロビンウィリアムズ氏はツールドフランスなどで活躍した元自転車プロロードレース選手のランス・アームストロング氏と親交が厚かったことでも知られており、アームストロング氏が1997年に設立したガン患者を支援する LIVESTRONG 財団を支援するセレブの一人としても数えられていた。ウィリアムズ氏は、2009年に心臓手術を受けたが、その数日前にもアームストロング氏と一緒に自転車で走行していたという逸話も残されている。

LIVESTRONG 財団の資金調達のため、レースに参加したロビンウィリアムズ氏   (画像出典: Joe Raedle 氏/Newsmakers)
LIVESTRONG 財団の資金調達のため、レースに参加したロビンウィリアムズ氏
(画像出典: Joe Raedle 氏/Newsmakers)

ロビンウィリアムズ氏がサンフランシスコの海沿いの道路を自転車で走行する姿は、地元民によって何度も目撃されていた。筆者は米国在住時、ハーフムーンベイと呼ばれる地域を自転車で走行するロビンウィリアムズ氏に遭遇した経験がある。ウィリアムズ氏は当時住んでいたシークリフから約53キロを走行してきたと語り、筆者とその友人を驚かせた。

この日、ロビンウィリアムズ氏が走行したと思われるルート  (同氏の話を元にした推定ルート)
この日、ロビンウィリアムズ氏が走行したと思われるルート
(同氏の話を元にした推定ルート)

このように、自転車で走行している際にもフレンドリーだったロビンウィリアムズ氏だが、自転車に乗っていないときも、近隣の住民に対してとてもフレンドリーだった。例えば、ロビンウィリアムズ氏はハロウィーンの晩に子どもたちにライトスティック(光る棒)を配ることで有名で、近所の子どもたちはみなこれを楽しみにしていた。

残念だが、今年ライトスティックが子どもたちに配られることはない。