高千穂峡に天安河原、そして高千穂神社。宮崎県の高千穂町には多くの観光名所がある。その1つが、「高千穂あまてらす鉄道」だ。

宮崎県高千穂町の観光名所、「高千穂あまてらす鉄道」
宮崎県高千穂町の観光名所、「高千穂あまてらす鉄道」

「高千穂あまてらす鉄道」は、2008年に廃線となった旧高千穂線の線路上を、カートで走行する観光鉄道。水面からの高さ105メートル、橋長352.5メートルの「高千穂鉄橋」を走行できるのが、この鉄道の目玉だ。代表取締役の高山文彦氏によれば、高千穂鉄橋の走行許可を取得するのは困難で、2014年の夏にようやく渡れるようになったという。


「高千穂あまてらす鉄道」は、旧高千穂線の線路上を、カートで走行する観光鉄道
「高千穂あまてらす鉄道」は、旧高千穂線の線路上を、カートで走行する観光鉄道

水面からの高さ105メートル、橋長352.5メートルの「高千穂鉄橋」を走行できる
水面からの高さ105メートル、橋長352.5メートルの「高千穂鉄橋」を走行できる

カートは、軽トラックを改造したもの。時速15キロ程度でゆっくり走行するため、沿線の景色やトンネル内の涼しさ、そして高千穂橋からの眺めを存分に楽しめる。距離は往復5キロで、所要時間は約30分。

「高千穂あまてらす鉄道」では、沿線の景色や
「高千穂あまてらす鉄道」では、沿線の景色や

トンネル内の涼しさ
トンネル内の涼しさ

高千穂橋からの眺めを存分に楽しめる
高千穂橋からの眺めを存分に楽しめる

2014年8月の運休日は8月27日と28日。その他、雨天・強風の際には運行中止となる。カートの乗り場は、旧高千穂駅の駅舎内。住所は高千穂町大字三田井1425-1。運賃やカートの運行予定など詳細については、「高千穂あまてらす鉄道」の Web サイトを参照されたい。

SL(?)タイプの車両もある
SL(?)タイプの車両もある

旧高千穂駅の駅舎
旧高千穂駅の駅舎


「高千穂鉄橋」を楽しめる「高千穂あまてらす鉄道」