米国人は16歳になると運転免許を取得し、親の自動車を借りてドライブデートをする。中でも定番なのが土曜日の夜の映画デート。夏場にはドライブインシアターもオープンし、多くの高校生たち押し掛けては、親密さを増している。映画を見るだけでも2人の仲は深くなるが、ドライブインシアターではそこに“屋外”であるという要素が加わることで、より親密になれるそうだ。

秋の夜長は「ドライブインシアター」!
秋の夜長は「ドライブインシアター」!

ドライブインシアターの効果は絶大。米国人に聞くと、初体験はドライブインシアターにでかけた後、父親に借りた自動車の中でだった、と答える人が本当にとても多い。親日派の米国人の中には、日本は少子化対策の一環として、各都道府県にドライブインシアターを作り、税金で運営するべきだと主張するものもいる。


ドライブインシアターの効果は絶大!?
ドライブインシアターの効果は絶大!?

そんな米国人の主張が浜松まで届いたのかは不明だが、今年の秋、ドライブインシアターが浜松で復活することとなった。10月16日、17日、18日の3日間限定で「ドライブインシアタター浜松」がオープンする。

「ドライブインシアタター浜松」3日限定オープン
「ドライブインシアタター浜松」3日限定オープン

ドライブインシアター復活の場所に選ばれたのは、静岡県浜名湖湖畔にある遊園地「浜名湖パルパル」。東京からは自動車で約3時間、名古屋からは1時間のこの遊園地の駐車場内特設会場に、シアターが設置される。

ドライブインシアターが設置されるのは、遊園地「浜名湖パルパル」の駐車場
ドライブインシアターが設置されるのは、遊園地「浜名湖パルパル」の駐車場

上映作品は10月17日がジム・キャリー氏主演の「エターナルサンシャイン」。10月16日、18日は未定。なお、16日、17日、18日の3日間とも、約12分間の短編アニメ作品「キックハート」が併映される。

会場内では映画の上映の他、クラシックカーの展示や、ビンテージラジカセの展示・販売会などのイベントも実施されるそうだ。

展示されるクラシックカーの例  (1961年製 オースチンヒーレースプライト MK I)
展示されるクラシックカーの例
(1961年製 オースチンヒーレースプライト MK I)

松崎順一さんによるビンテージラジカセの展示販売
松崎順一さんによるビンテージラジカセの展示販売

チケットの購入方法や鑑賞料金、会場までのアクセスなどについて詳細は、ドライブインシアター浜松の Web サイトを参照されたい。