「ペニー・ファージング」は、19世紀に流行した自転車の形態。前輪が大きく、後輪が小さいのが特徴だ。ペダルは前輪に直接固定されており、ペダル一踏みで前進できる距離が、車輪の直径に比例している。速度を上げるには車輪の直径を大きくするしかなく、この結果、危険な乗り物となってしまった。このため、19世紀の末には衰退し、姿を消している。

19世紀に流行した「ペニー・ファージング(復刻版)」と「MC2」
19世紀に流行した「ペニー・ファージング(復刻版)」と「MC2」

「MC2」はこの「ペニー・ファージング」を21世紀に甦らせらた自転車。前輪にペダルが装着されており、これを漕ぐことで前進する。19世紀の「ペニー・ファージング」と異なるのは、ペダルと前輪の間に変速機が装着されている点。これにより、ペダル一踏みでの移動距離はタイヤの直径以上になり、通常の自転車同様の乗車体験が可能となった。

21世紀の「ペニー・ファージング」である「MC2」
21世紀の「ペニー・ファージング」である「MC2」

ペダルと前輪の間には変速機が装着されている
ペダルと前輪の間には変速機が装着されている

通常の自転車同様に走行可能  ライディングポジションは、やや反りかえり気味
通常の自転車同様に走行可能
ライディングポジションは、やや反りかえり気味


「MC2」のもう1つの特徴は、折り畳み時、複数の形態にトランスフォーム可能な点。工具などは不要で、レバ―だけで操作できる。コンパクトに畳むことで、わずかなスペースに駐車可能となる。

折り畳みはレバ―だけで可能
折り畳みはレバ―だけで可能

わずかなスペースに駐車できる
わずかなスペースに駐車できる

また、自転車を引いて歩く際に最適な形態にトランスフォームすることも可能だ。これにより、“折り畳み自転車は、折り畳み、担いで運ぶと意外と重い” 問題を解決可能だ。例えば自転車通勤をしており、自転車をオフィス内に駐輪している場合、オフィスのエレベーターに持ち込む際に、この形態は有利だ。

自転車を引いて歩く際に最適な形態  オフィス内の移動に便利
自転車を引いて歩く際に最適な形態
オフィス内の移動に便利

価格や発売時期などについては発表されていない。