MINI の4ドア5人乗りモデル「MINI Crossover(ミニ・クロスオーバー)」が9月8日、モデル・チェンジを受けた。MINI として国内初となるクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルがラインアップに加えられている。

「MINI Crossover(ミニ・クロスオーバー)」 モデル・チェンジ
「MINI Crossover(ミニ・クロスオーバー)」 モデル・チェンジ

「MINI Crossover」は、MINI 唯一の5人乗り4ドアモデル。MINI 初の4輪駆動を採用している。シート・ポジションが高い位置にあることで走行上の安心感が得られる SUV モデルだ。


「MINI Crossover」は、MINI 唯一の5人乗り4ドアモデル
「MINI Crossover」は、MINI 唯一の5人乗り4ドアモデル

今回のモデル・チェンジではエクステリアおよびインテリアデザインを刷新した他、MINI として国内初となるクリーン・ディーゼル・エンジン2機種を3モデルに搭載した。

エクステリアデザインでは、ラジエーター・グリルのデザインを刷新。ONE、Cooper、Cooper S のそれぞれのキャラクターの違いを表現しつつ、オフロード・モデルらしく精悍なデザインとしている。

ラジエーター・グリルのデザインが刷新され、  オフロードモデルらしい精悍なデザインを獲得した
ラジエーター・グリルのデザインが刷新され、
オフロードモデルらしい精悍なデザインを獲得した

また、新装備として LED フロント・フォグ・ランプを採用した。Cooper D ALL4 では、フロント、リア、サイドにアンダー・ガードをイメージしたフィニッシャーを装着し、より力強く洗練されたスタイリングを演出している。

Cooper D ALL4 では、リアにもアンダー・ガードをイメージした  フィニッシャーが装着されている
Cooper D ALL4 では、リアにもアンダー・ガードをイメージした
フィニッシャーが装着されている

インテリアにおいては、伝統の丸型をモチーフとしたデザインを基調としつつ、センター・メーターの文字盤を白から黒系のアンスラサイトに変更することにより、インテリアの雰囲気を引き締めている。また、インテリア・サーフェスの範囲を拡大させ、インストルメント・パネルにもフィニッシャーを装備する事により、上質な室内空間を表現している。

センター・メーターの文字盤が白から黒系に変更された
センター・メーターの文字盤が白から黒系に変更された

後部座席には3人が乗車可能
後部座席には3人が乗車可能

新たにラインアップに追加となるクリーン・ディーゼル・モデルには、2機種のエンジンが用意される。どちらも2リッター直列4気筒のクリーン・ディーゼル・エンジンであり、優れたレスポンスと低回転からの強力なトルク、低燃費が特徴となっている。

MINI Cooper D Crossover に搭載されるクリーン・ディーゼル・エンジンは、最高出力112PS、最大トルク270Nm を発生する。燃料消費率は16.3km/L を達成。これは、ガソリン・エンジン搭載モデルである MINI Cooper Crossover に比べ約16%向上された数値だ。

MINI Cooper SD Crossover には、最高出力143PS、最大トルク305Nm を発生するクリーン・ディーゼル・エンジンが搭載される。燃料消費率は16.6km/L を実現。これは、従来モデルのガソリン・エンジン搭載車 MINI Cooper S Crossover に比べ、約19%も改善されている。

価格や仕様などについて詳細は、「MINI Crossover」の Web サイトを参照されたい。