MINI のスポーツ・アクティビティ・クーペ「MINI Paceman(ペースマン)」が9月8日モデルチェンジを受けた。日本で初めてクーペ・モデルにクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデルをラインアップしている。


「MINI Paceman」は、MINI のラインアップに7番目のモデルとして2013年に追加されたもの。ルーフ・ラインには美しいクーペ・ラインを取り入れ、室内には大人4名が乗車できる空間を確保している。



今回のモデル・チェンジではエクステリアおよびインテリアデザインを刷新。さらにクリーン・ディーゼル・エンジン搭載モデル「Cooper D Paceman」をラインアップに加えた。


フロント・デザインでは、6角形のラジエーター・グリルのデザインを刷新し、「Cooper S」には「S」のロゴを付与するなどして、「Cooper S」「Cooper」それぞれのキャラクターにマッチした現代的なデザインとしている。伝統の円型のモチーフを継承しながらも、躍動感が感じられるデザインのヘッドライトは、「Cooper S」では内部の色をブラックに変更。周囲を囲むフレームは光沢のあるブラック仕上げが選択可能となり、スポーティさをさらに強調している。


インテリアでは、メーターの文字盤を従来の白から黒系のアンスラサイトに変更すること等により雰囲気を引き締めた。また、インストルメント・パネルにもフィニッシャーを装備し、上質な室内空間を表現している。



「Cooper D Paceman」に搭載される2リッター直列4気筒ディーゼル・エンジンは、BMW Group 開発のクリーン・ディーゼル・エンジン。最高出力は112PS、最大トルクは270Nm で、一般的な2.5リッター・ガソリン・エンジン車以上の最大トルクを発生する。燃料消費率は16.3km/Lを達成し、従来のガソリン・エンジン搭載モデルである「MINI Cooper Paceman」よりも約16%も向上させている。

ガソリン・エンジンにも改良が行われ、最高出力は190PS となった。一方で燃料消費率は17.1km/Lと、約6%向上している。

その他、装備が充実され、スポーツ・ボタン、アダプティブ・ヘッドライト、ブラック・リフレクター・ヘッドライト等が新たに標準装備品となっている。

価格や仕様などについて詳細は、「MINI Paceman(ペースマン)」の Web サイトを参照されたい。