8月25日に発表された新型「ポロ」の最上級モデル「ポロ ブルー GT」がフォルクスワーゲン グループ ジャパンから販売開始された。優れた環境性能と“GT”という名前にふさわしいスポーティな走行性能を両立させている。



「ポロ ブルー GT」は、アイドリングストップシステムとブレーキエネルギー回生システムを組合せた「ブルーモーションテクノロジー」と、無負荷運転時に4気筒のうち2気筒を休止する「アクティブシリンダーマネジメント(ACT)」機能を備えた1.4リッターの4気筒 TSI エンジンを搭載。従来型の「ポロ」と同型のエンジンだが、最高出力は7kW(10ps)向上して110kW(150ps)に設定されている。



このエンジンは一定条件下で走行している際、ドライバーがアクセルペダルから足を離すと、自動的に2番、3番シリンダーの作動を休止。経済的なエンジン制御を行いながら走行できる。一方、いざという時は、ピックアップの良い小径ターボタービンによって、瞬時に GT カーらしいダイナミックなパワーをドライバーに提供可能だ。この経済的でスポーティなエンジンに、ダイレクトな走行感覚を楽しめる7速の DSG トランスミッションが組み合わされたことで、新型「ポロ ブルー GT」の JC08 モード燃費は21.5km/L(前モデル:21.3km/L)に向上した。


エクステリアでは、専用のフロント/リヤバンパーおよび17インチダブルスポーク アルミホイールを装着した。また、標準仕様に比べて15mm ローダウンする専用スポーツサスペンションを装備している。


内装では、ブルーを基調にした上質なアルカンターラとファブリックの専用スポーツシートを全車に標準装備した。


ボディカラーは、「ブルーシルクメタリック」「ピュアホワイト」「ディープブラックパールエフェクト」「リフレックスシルバーメタリック」の4色展開。全国希望小売価格は、283万5,000円。