今年6月に公開された「Troller T4」のニューモデルでは、従来の Jeep Wrangler に似たフロントフェイスが廃止され、トヨタ「FJ クルーザー」ライクなルックスに変更されていました。この変更に対しては、現代的になったと評価する声がある一方、武骨さが消えてがっかりした、という反応も一部マニアからはあったそうです。
Jeep Wrangler に似たフロントフェイスが特徴でした
なんだか、かわいらしくなりました
今回公開された「Troller T4」の特別装備車では、ウインチや専用スキッドプレートなどが取り付けられ、男らしいルックスが復活。カラーリングも男らしくブラウンとタンのツートンとなりました。
ショックアブソーバーは、オフロードで安定した走行ができるハードなものに取り換えられています。そして何より「シュノーケル」の装備。ちょっとした河でもエンストの心配なく渡れます。日本では渡河の必要がある場所はないでしょうが、集中豪雨で道が冠水したときなどには安心できる装備だと言えます。
さてこの「Troller T4」、ブラジルにオフロード好きが多いために売れているのかと思っていたのですが、実際には、アマゾンの熱帯雨林を違法伐採者などから守るため、ブラジルの環境保護団体などによって活用されているのだそうです。アマゾンの熱帯雨林を走行するのであれば、この装備も納得です。
残念ながら、日本で発売される予定はなさそうです。