富士重工業の「スバル インプレッサ」ブランドを代表するスポーツワゴン「SPORT」、セダン「G4」それぞれに改良モデルが登場した。特別仕様車「インプレッサ SPORT 2.0i EyeSight Active Style」も設定され、販売が始まっている。

スバル インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight
スバル インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight

今回の改良モデルは内外装、走行性能、環境性能を向上したほか、運転支援機能も強化し、予防安全性能を特徴とする「EyeSight(アイサイト)ver.3」を採用している。


エクステリアは、フロントフェイスを刷新。ヘッドランプやフロントグリル、フロントバンパ、フォグランプカバーをよりスポーティなデザインとした。またドアミラーの形状を変更し、よりスマートな外観にするとともに前方死角を減らし、ななめ前方の視認性を向上している。

「1.6i-S」「2.0i」「2.0i EyeSight」に採用する16インチアルミホイールも、よりスポーティな造形になった。また G4 には、光輝ウインドゥモールや、トランクリップスポイラを採用。リヤバンパ下部をブラックアウトして上質感を打ち出した。



インテリアは、金属調の加飾をアクセントとして加え、ピアノブラック調パネルやシルバーステッチと組み合わせて質感を出した。先進的なイメージを狙ってメーターパネルにブルーパネルや金属調リングを採用している。


中央には3.5型のマルチインフォメーションディスプレイを搭載しており、アイサイトの作動状況などを分かりやすく表示できる。

スマートフォンなどの充電に便利な USB 電源をフロントセンタートレイ内に設けているのも今風。直観的なタッチ操作が可能な SD カーナビゲーションシステムも内蔵。これはスマートフォンと連携する。


サスペンションセッティングの最適や振動・騒音対策も行っている。2.0L 車はパワーユニット各部のフリクションを低減し、走行性能と環境性能の両立を図った。さらに 1.6L 車の内外装に上級装備を採用し、スポーティさを高めたグレード「1.6i-S」を設定した。

また新型アイサイトは運転支援機能であるアクティブレーンキープをはじめ、プリクラッシュブレーキや全車速追従機能付クルーズコントロールの性能を向上している。

アイサイトの性能も向上している
アイサイトの性能も向上している

なお、特別仕様車「SPORT 2.0i EyeSight Active Style」は、ルーフレールやサンルーフ、専用アルミホイール、スポーティな内装仕様などが特徴だ。

SPORT 2.0i EyeSight Active Style
SPORT 2.0i EyeSight Active Style

インプレッサ SPORT、G4の希望小売価格は159万8,400円(税込)から。