ポートランドは、自動車社会の米国の中では、公共交通機関が充実している街。路面電車やロープウエイ、ライトレールなどで街のどこにでも出掛けることができる。また、ポートランドは、全米でも有数の自転車先進都市。数十キロにも渡る自転車専用道路が街の至るところに張りめぐらされている。

そのポートランドの自転車工房 BIKE Friday が、大量の荷物や複数名の子どもを乗せられる自転車「Haul-a-Day」を開発した。


「Haul-a-Day」は、日用品すべてを人間の脚力で運ぶための自転車。自動車の所有を止め、自転車での生活に切り替えたいと考えている人向けのカーゴバイクだ。搭載する物や人にあわせ、サイズを変更できる。



大容量の荷物を運べるカーゴバイクは、すでに多く市販されている。だがそれらは日常の足にするには大きすぎ、重すぎるものがほとんどだ。「Haul-a-Day」は、使用目的に合わせて形状とサイズをオンデマンドで変更できるので、日常の足から重い荷物の運搬まで幅広く利用できる。

「Haul-a-Day」の特徴は次の通りだ。

1. サイズが調整可能
フレームの長さは4段階で、ハンドルバーやステムの長さ、シートの高さは無段階で調整できる。これにより身長135cm の人から、195cm の人まで乗車可能だ。



2. 軽量:重さはわずか14キロ

カーゴバイクの重量は、20キロ以上あるものがほとんど。「Haul-a-Day」は、それと比較して、およそ30%の軽量化を実現している。

3. 大容量の荷物を運搬できる

最も軽量なバージョンであっても、搭乗者の体重は100キロまで、荷物の重量91キロまでに対応している。フレームアップグレードを実施すれば、搭乗者は118キロ、荷物は136キロまで対応可能だ。



「Haul-a-Day」は、BIKE Friday の共同創業者 Alan Scholz 氏が友人のために開発したもの。だが、その走る姿を見た人々から多くの注文が寄せられたため、一般向けの販売を決断したそうだ。


BIKE Friday は、「Haul-a-Day」の大量生産を可能にするため kickstarter で出資者を募集している。999ドルを出資すると、8段変速機付きのベーシックな「Haul-a-Day」を入手可能だ。出荷は2015年7月頃を予定。日本への送料については、問い合わせて欲しいとのことだ。