Volkswagen(フォルクスワーゲン)の 「クロスクーペ GTE」。新たなミッドサイズ SUV のコンセプトモデルが米国・デトロイトで1月25日まで催される北米国際自動車ショーに登場した。日本向けにも概要が発表されたが、生産型モデルの国内展開は未定。日本法人では、フォルクスワーゲンオーナーの反応などを踏まえ検討するとしている。


5人乗りで、3.6L の V6 直噴ガソリンエンジンと2つのモーターから成るハイブリッドシステムを搭載する。エンジンの最高出力は 206kW/280PS、最大トルクが 350Nm で、2つのモーターもそれぞれ、40kW/220Nm、85kW/270Nm の出力/トルクを発揮する。システムの合計出力は265kW/360PS だという。

ドライバーが「GTE」ボタンを押すと、アクセルペダルの反応、ギアボックスの変速プログラム、ステアリングの特性がそれぞれよりスポーティな方向に切り替わり、加速時にはエンジンとモーターが協調して働いて、ハイブリッドシステムの性能を完全に発揮する。その場合、最高速度は209km/h に達し、静止状態から 97km/h まで6秒で加速できるそう。

ちなみに高容量のリチウムイオンバッテリを搭載し、32km までの距離であれば、モーターだけで走行できる。

ボディカラーは「グランドパシフィックグレイシア」。エクステリアはシャープなエッジを刻んだ長いエンジンフードと、高くそびえるフロントセクションが特徴。後方にずらした A ピラーと、ハッチバックのように傾斜の強い C ピラーを組み合わせ、サイドにスポーティかつ堅牢な雰囲気を出している。22インチの光沢仕上げ10スポークアロイホイールも目を引く。



インテリアは水平基調で構成したインストルメントパネルや切れ目なく一体化したディスプレイ、クロームパーツが特徴。


またツートーンカラーのナッパレザーを用いたスポーツシートを採用する。暗色の「インクブルー」で周辺部にバケット効果を持たせる一方、中央部分には穿孔レザーを使って通気性を確保している。

さらに、リヤシートのヘッドレストには、タブレット用のアタッチメントも取り付けてある。タブレットにフォルクスワーゲンの専用アプリケーションをインストールすれば、直接クロスクーペ GTE のインフォテインメントシステムを利用することが可能だ。