自転車用 GPS 製品分野をリードするガーミンが、自転車用レーダーシステム「Backtracker」を開発する iKubu を買収した。iKubu 社員は今後ガーミン南アフリカ支社所属となり、引き続き「Backtracker」開発に携わることとなる。


自転車用レーダーシステム「Backtracker」は、背後140メートル以内に自動車が接近した場合、それをサイクリストに知らせるツール。自動車がどの程度接近しているのか直感的に理解できるよう、情報をビジュアル表示するのが特徴だ。


ガーミン社長兼 CEO である Cliff Pemble 氏は今回の買収につき、声明で次のように述べている。

「iKubu は、短距離レーダーを低電力システムに組み込む方法を開発した。これにより、背後から接近する潜在的な危険を認識するという、サイクリストなら誰もが持つ懸念に対応可能になる。ガーミンは、この技術を自社の製品ポートフォリオに加えられたことをうれしく思っている」

iKubu の業務執行取締役である Franz Struwig 氏は、ガーミン製品に iKubu の技術が搭載されることを楽しみにしていると語る。

「ガーミンは、製品開発、市場への製品投入そして拡販で、他では得られないリソースを iKubu に与えてくれる」

ガーミンは自転車向け GPS 製品分野のリーダーだったが、ここ数年はスマートフォンにその地位を脅かされつつあった。だが、スマートフォンでは真似のできないレーダーシステムが製品に組み込まれれば、それはガーミンにとってのキラープロダクトとなるかもしれない。