遠目にはふつうの鉄道駅だけど、中に入ると豪華なヒノキ造りの内装が出迎えてくれる。四国にある「中村駅」はそんなところ。最近はなんとヒノキでできた記念切符まで買えるようになった。

ヒノキを使った内装がきれい
ヒノキを使った内装がきれい

中村駅があるのは、高知県の西南部を走る土佐くろしお鉄道の中村・宿毛線。土佐湾にそそぐ雄大な四万十川のほとりで、この流域にはヒノキの大森林が広がっている。

中村駅は2010年に刷新し、内装などに地元のヒノキをふんだんに使った姿に生まれ変わった。きれいなデザインがウケて、国内で建築・設計関係の賞を幾つも獲得したほか、2014年には鉄道の駅に関する国際的な賞「Brunel Award(ブルネル賞)」の優秀賞ももらった。

遠目にはふつうの駅だけど
遠目にはふつうの駅だけど

中はヒノキをふんだんに使ってます
中はヒノキをふんだんに使ってます

さらに2015年1月20日からは、このブルネル賞の受賞を記念して、ヒノキでできた切符「土佐くろしお鉄道中村駅リノベーション ブルネル賞優秀賞受賞記念きっぷ」の販売も始まっている。

ヒノキでできた記念切符まで作ってしまった
ヒノキでできた記念切符まで作ってしまった

オリジナルポストカードと一緒に、高知県産の土佐和紙帯で包装してある。販売金額は2,000円で、大人用のみ。ちゃんと切符として使うことができ、中村・宿毛線の特急列車自由席・普通列車へ1日乗り放題になる。

とてもスタイリッシュな感じ
とてもスタイリッシュな感じ

なお中村駅への行き方としては、まず空の便で高知龍馬空港を利用し、そこからバスで JR 四国の高知駅に出て、JR 土讃線と土佐くろしお鉄道中村・宿毛線の直通特急列車に乗る、といった方法がある。高知龍馬空港から高知駅までの所要時間は約35分、高知駅から中村駅までは約1時間45分だ。