全国各地で廃線になった鉄道は平成6年からの20年で1,000km 以上58路線、バスの廃線は平成17年時のデータで3,000km に達しているという。このような状況により、現在の中高生の通学は、大人たちの時代よりも困難になっている。

「アルベルトe」は、通学用自転車を電動アシスト化することで長距離通学を少しでも楽にしたいという提案。新入学シーズンにあわせ、ブリヂストンサイクルから2月下旬に販売開始される。



「アルベルトe」は、新開発のフロントモータードライブを搭載した電動アシスト自転車。前輪はモーター、後輪はペダルで駆動する「2輪駆動」としたことで、悪天候時の走行性能を向上し、雨や雪の日の自転車通学を楽にしてくれる。後輪駆動には、チェーンではなく「ベルトドライブ」を採用。これにより、メンテナンスが楽になるだけでなく、走行時のチェーン外れの可能性が下がり、チェーン外れによる遅刻を防いでくれる。


その他、少ない力でブレーキをサポートする「ブレーキアシストシステム」、前輪の空転を検知しアシストをストップする“スリップ制御システム”などのシステムを採用している。

価格は27インチモデルが12万1,800円で、26インチモデルが、11万9,800円(価格はいずれも税抜き)。