いす−1グランプリ」とは、京都府京田辺市の発祥の事務椅子レース。キャスター付きの椅子に座って走り、椅子界最速を競うスポーツイベントだ。


いまや日本各地で開催されているこのレースだが、その聖地ともいえる「京田辺キララ商店街」での第六回大会(世界大会)が、今年は3月28日に開催される。


レースは、1チーム3人が交代で椅子に座り、商店街の特設コース約180メートルを駆け抜け、2時間の競技時間内での周回数を競うもの。参加者の体力の他、カーブを曲がるテクニック、他の参加者との駆け引き、そして椅子の耐久性が要求される、過酷なレースだ。


大会への参加資格は高校生以上で、性別国籍は不問。だが、レースは想像以上に“過酷”なため、参加にあたっては「最後まであきらめない、熱い想いを持っている」必要があるという。


当日は9時からの開会セレモニーの後、9時30分からは0-30メートルの加速を競う「0-3」レースが開催される。その後、12時からの1時間耐久レース「いす-2グランプリ」を経て、14時から「いす-1グランプリ」の決勝がスタートする。

昨年11月には長崎県大村市でも大会が開催され、長崎市消防局の消防士チームが優勝を果たした。このときの記録は周回数113周で、走行距離は20.34キロだった。同チームの平均走行速度は時速約10キロ。エンジンもペダルもない単なる事務椅子でこのスピードを出し続けたというのは、驚異と言って良いだろう。彼らならば、どのような状況であっても火災現場に駆け付けてくれそうで、とても心強く感じる。


大会の詳細は、「キララ商店街」の Web サイトを参照されたい。


(画像は、いす-1 GP の Facebook などから引用)