2017年春から、東武鉄道に新型の特急車両「500系」8編成が導入される。途中駅で列車をつなげたり分割したりしやすいのが特徴で、外観は奥山清行氏が代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」が監修した。

「500系」ちょっとアメコミのヒーローみたい?
「500系」ちょっとアメコミのヒーローみたい?

川崎重工製で、外観は東京スカイツリーを思わせる先進的でシンボリックなデザインを目指している。基本色の「シャンパンベージュ」でおおらかで豊かな時の流れを、アクセントの「フォレストグリーン」で特急の格式と沿線の緑豊かな自然をあらわし、さらに全体を引き締めるため窓下に東武グループのグループロゴカラー「フューチャーブルー」をあしらう。

内装は東京スカイツリーをあらわす白を基調に、大地や樹木をあらわす木目を配し、天井は鬼怒川や隅田川の流れを思わせる柔らかな造形を採り入れる。伝統色「江戸紫」をもとにした配色を腰掛けに使い、袖部分は江戸の伝統工芸である「印伝」を思わせる柄で飾る。

「江戸紫」をもとにした座席
「江戸紫」をもとにした座席

これに加え、車体の左右方向の振動を抑制する装置を備えるなどして、乗り心地の向上する。このほか高効率のモーターである永久磁石同期電動機(PMSM)の搭載やアルミを使った軽量な車体、LED の前照灯や室内照明を採用。消費電力を下げるなど環境配慮を図っている。

列車内では公衆無線 LAN(Wi-Fi)サービス「TOBU Free Wi-Fi」を導入し、パソコン向けの電源も整備する。AED・医療支援器具をすえつけ、、車いすスペース、車いす対応トイレを置くなど、利便性の向上とバリアフリー化をともに行うとしている。