ネコにイヌ、ウサギ。最近の鉄道は変わった「駅長」が多いが、愛媛県の私鉄、伊予鉄道見奈良駅の新「駅長」は、やけに強そうなところが目を引く。何と言うか、鉄(くろがね)の城を思わせる姿なのだ。

無敵の力は僕らのために
無敵の力は僕らのために

実はこれ、見奈良駅そばに新しく開館した「若藤おもちゃミュージアム」と連携した展示スペース。壁面埋め込み型ケースとなっており、駅ではここに展示した等身大のフィギュアを「駅長」に任命し、乗降客の注目を集めようと考えている。


ちゃんと「駅長(Station Master)」って書いてある
ちゃんと「駅長(Station Master)」って書いてある

若藤おもちゃミュージアムは、愛媛出身の玩具コレクター、若藤昌男氏が四半世紀をかけて集めたコレクションの一部を展示している。従来は各地からの要望に応じてさまざまなイベントに貸し出していたが、今回、見奈良駅から徒歩6分の複合レジャー施設「クールス・モール」に常設展示の場ができた。

なお、当面の「駅長」は、鉄の城を思わせるロボットだが、今後は若藤おもちゃミュージアムのほかのコレクションと定期的に交換するそう。今後はどんなフィギュアが登場するのか、ちょっと気になる。