日本の電気自動車普及協会(APEV)が、世界初の「メガワット」出力を備えた電気レースカーを駆使し、6月22〜28日に米国で開催予定のヒルクライムレース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参加する。

2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One
2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One

パイクスピーク・ヒルクライムは1916年から続く伝統あるレース。米国コロラド州、ロッキー山脈に広がるナショナルフォレストの自然を舞台に行われる。


APEV は電気自動車(EV)の紹介のため 2012年から参戦してきたが、今回は総合優勝を狙っていくそう。新型車両「2015 Tajima Rimac E-Runner Concept_One」は、世界初の1.1MW(メガワット)の高出力を発揮するという。

車両の製造には、EV 開発に実績のあるタジマモーターコーポレーション、SIM-Drive、クロアチア RIMAC AUTOMOBILI が参加。タイヤの供給は以前から電気レースカーを支援しているシンガポール Giti Tire が務める。ドライバーは、APEV の代表理事も務める田嶋伸博氏。チーム運営はモンスタースポーツが担当する。