電気自動車オーナーの悩みのタネは充電スポット。かなり数が増えてきたとはいえ、ガソリンスタンドほど多くはない。また、電池切れが発生した場合、JAF などのロードサービスは、充電ステーションまでの搬送しかしてくれない。ガソリン車であれば、少量とはいえその場でガソリンを購入できるが、電気自動車ではそのようなサービスはほとんど存在しない。

BMW はこのような電気自動車オーナーの悩みを解決するソリューション「Light & Charge」を提案した。

BMW によるソリューション「Light & Charge」
BMW によるソリューション「Light & Charge」

BMW による提案では、街灯を電気自動車用の充電スポットとして活用する。街灯のある場所にはすでに電源供給用ケーブルが設置されているので、新たにケーブルの埋設工事などを行う必要がない。また、街灯柱は充電スポット用ユニットを取り付けるポールとして利用可能だ。あとは、街灯に簡単に取り付け可能な充電ユニットさえ開発されれば、わずかな期間でガソリンスタンドよりも多くの充電スポットを街中に設置できる。これが BMW の主張だ。


また、ガソリンスタンドであれば、地下タンクへのガソリンの搬入やその管理などで、メンテナンスコストや人的コストが必要となる。だが、街灯を活用した充電スポットでは、コストが低く抑えられるというメリットもあるという。

「Light & Charge」では、電気料金の支払いにはクレジットカードを利用。充電コネクタは標準的なものを使用するので、BMW に限らず、あらゆる種類の電気自動車が充電可能だ。

BMW は現在英国で開催中の「Low Carbon Oxford Week」で「Light & Charge」のプロトタイプを公開している。