マツダのレーシングカーが、なんだかすごいモニュメントになってしまった。英国のヒストリック・モータースポーツ・イベント「2015 Goodwood Festival of Speed(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード)」が6月28日まで展示する。

マツダ車がなんだかすごいモニュメントになるらしい(イメージ)
マツダ車がなんだかすごいモニュメントになるらしい(イメージ)

787Bと グランツーリスモのLM55ビジョン グランツーリスモが先端に(イメージ)
787Bと グランツーリスモのLM55ビジョン グランツーリスモが先端に(イメージ)

このイベントは、サセックス州グッドウッドにある貴族マーチ卿の広大な所有地で開催。モータースポーツの歴史に名を残すレーシングカーを眺められるほか、歴代の名レーサーが当時の車両を実際に走らせるのも見物だ。


会場には毎年、その年の展示内容を象徴する巨大なモニュメント「Central Feature(セントラル・フィーチャー)」を飾るが、今回はマツダ車を選んだそう。


モータースポーツの歴史と、飽くなき挑戦心、スタイリッシュなデザインを象徴しているとか。ルマン24時間耐久レース総合優勝を果たした唯一の日本車「マツダ787B」(レプリカ)とドライビングシミュレーションゲーム「グランツーリスモ6」に公開した架空のレーシングカー「マツダLM55ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルを、高さ40mに及ぶ格子状に組んだ鋼鉄製のモニュメントの先端に配置している。


今年で18回目のモニュメント制作を手掛けるGerry Judah(ジェリー・ジューダ)氏が、「魂動」デザインを忠実に再現してくれたそう。英国はすごいなと、感じさせる話である。