スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」が劇場公開してから、今年で20周年になる。香川県の高松琴平電気鉄道(琴電)では作品の登場人物、月島雫(つきしましずく)や天沢聖司(あまさわせいじ)をラッピングした列車が運行中だ。


耳をすませばは、柊あおい氏原作の少女漫画をジブリがアニメ化し、1995年7月15日に公開。少年少女の青春の物語が人気を集めた。公開から20周年を記念し、香川県立ミュージアムでは8月4日から9月27日まで、監督である故・近藤喜文氏の展示会を開催予定。


ラッピング列車はこの展示会に先立ち5月から運行を始めた。琴平線、志度線、長尾線で会期終了まで走るという。


7月1日からはインターネット上でキャンペーンも始まった。展示会の公式 Facebook ページ、Twitter アカウント、Instagram アカウントをいいね、あるいはフォローし、展示会に関する写真や感想をハッシュタグ「#近藤ジブリ展」付きで投稿すると、抽選で50人に「耳をすませば」のクリアファイルと「バロン」のセル画ポストカードが当たる。

またキャンペーン期間中は、琴平線、志度線、長尾線で運行するラッピング列車のいずれかに、耳をすませばに登場するネコ「ムーン」があらわれる。ムーンは2週間に1回移動するそう。