「田んぼアート」とは、田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を使って巨大な絵を描く試み。1993年から青森県南津軽郡の田舎館村が、村おこしの一環として取り組んでおり、2つの会場でそれぞれ異なったアートを公開している。

2015年版「田んぼアート」  アートのテーマは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』  (c) & TM Lucasfilm Ltd.
2015年版「田んぼアート」
アートのテーマは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
(c) & TM Lucasfilm Ltd.

今年のテーマは、第1会場が『風と共に去りぬ』で、第2会場が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。7月22日には第2会場で「見ごろ宣言式」が執り行われ、田んぼアート『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の見ごろが宣言された。なお、第1会場の『風と共に去りぬ』は、7月16日からすでに見ごろを迎えている。

ボール形ドロイド「BB-8」も見頃!  (c) & TM Lucasfilm Ltd.
ボール形ドロイド「BB-8」も見頃!
(c) & TM Lucasfilm Ltd.

田んぼアート『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、道の駅いなかだて「弥生の里」に設置された展望所で、『風と共に去りぬ』は田舎館村役場の田舎館村展望台で、どちらも10月12日まで鑑賞できる。両展望所の開館時間は午前9時から午後5時まで(最終入館は午後4時半まで)だが、7月1日から8月31日までは午前8時30分から午後6時まで(最終入館は5時30分まで)に延長される。


第1会場の『風と共に去りぬ』
第1会場の『風と共に去りぬ』

夏休みの旅行先がまだ決まっていないという方、青森県に出掛けてこの田んぼアートを鑑賞するというのはいかがだろう?子どもたちの夏休みの自由研究にもおススメできる。どのような仕組みでアートが描かれているのかをまとめれば、興味深いテーマとなるかもしれない。

(画像は、田舎館村むらおこし推進協議会事務局様より使用許諾を得て掲載しています)