Volvo(ボルボ)の各車種が新型エンジンを搭載し、よりパワフルになった。「V40」「V40 Cross Country」「S60」「V60」「XC60」が対象だ。


まずV40、V40 Cross Country、S60、V60、XC60にそれぞれDrive-E 2.0L 4気筒クリーンディーゼル「D4」エンジン搭載モデルを設定。最高出力190PS、最大トルク400Nmという高出力を実現しつつ、クラストップレベルの低燃費と高い環境性能を実現したとする。自動車取得税および自動車重量税が免税(100%減税)、自動車税75%軽減の対象となる。


またV40、V40 Cross Countryには、新たにDrive-E 1.5L 4気筒直噴ターボ「T3」エンジン搭載モデルも設定し、9月1日に発売予定だ。最高出力152PS、最大トルク250Nmを発揮し、燃費効率はJC08モードで16.5km/Lだそう。

これに加えS60、V60には、Drive-E 2.0L直噴ターボ「T4」エンジン搭載モデルを設定。同エンジンは最高出力190PS、最大トルク300Nmを発揮する。従来型に比べ10PS、60Nm向上しつつ、燃費はJC08モードで15.2~14.9km/Lにしたという。

なおT3、T4エンジン搭載モデルともにトランスミッションは従来の6速DCTに代わり新開発のロックアップ機構付き電子制御6速ATを搭載している。このほかXC60のAWDモデルには、改良型となる2.5L直列5気筒ターボエンジンを搭載。254PS、360Nmを発揮し、燃費はJC08モードで11.0km/Lとなっている。

このほかインフォテイメントシステム「SENSUS(センサス)」も改良し、従来のインターネット接続機能や音声認識のボイスコントロール機能に加え、コネクティビティ・アプリ機能を備えた。現在地や目的地の天気予報、ガソリンスタンド検索と現在の価格表示、駐車場検索と空き情報表示、ホテル検索、レストラン検索、ローカル検索、TuneIn(グローバルラジオ)などが利用可能になった。

希望小売価格はV40が324万円(税込)から。