ウェザーニューズは三大流星群の一つである「ペルセウス座流星群」が観測ピークを迎える8月13日夜の全国の天気予報を発表した。当日は高気圧に覆われる北〜東日本を中心によく晴れて流星観測に絶好の夜空となりそうで、西日本でも雲の切れ間から流星を見られるチャンスがありそうだとしている。

■「ペルセウス座流星群」とは?


「ペルセウス座流星群」は、「しぶんぎ座流星群」「ふたご座流星群」と並ぶ三大流星群の1つ。お盆の時期に極大を迎え、条件が良ければ1時間あたり30個以上の流星を観測できる。今年の極大時刻は8月13日の15時頃。このため、観測は12日夜から13日早朝か、13日夜から14日早朝がおススメ。

ペルセウス座流星群の放射点   (画像提供:ウェザーニューズ)
ペルセウス座流星群の放射点
(画像提供:ウェザーニューズ)

放射点のあるペルセウス座は、21時頃から北東の空に現われ、深夜には空高く昇る。流星は、放射点を中心に全天に流れる。14日は新月のため、ピーク日は月明かりを気にすることなく、流星観測を満喫できそう。

■8月13日の天気は?

13日夜から14日未明は高気圧に覆われる北〜東日本を中心に晴れて、観測に絶好の天気となりそう。この時期としては空気中の水蒸気が少なく、星がよく見える澄んだ夜空になる見込み。西日本は湿った空気の影響で雲が広がりやすくなるが、雲の切れ間から流星を見られるチャンスがありそう。

「ペルセウス座流星群」観測可能エリア予想マップ
「ペルセウス座流星群」観測可能エリア予想マップ

この情報は8月7日時点での天気予報をもとにしたもの。見えるエリアについては今後変化する可能性がある。最新の情報については、ウェザーニューズのPC向けサイトとスマートフォン向けサイトの「ペルセウス座流星群2015」、およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「星空Ch.」で確認されたい。

■「SOLiVE24」で「ペルセウス座流星群」を全国7か所から生中継!

24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、13日21〜24時に特別番組を放送。全国7か所から流星を生中継し、流星の映像と観測者のコメントをリアルタイムに伝える。番組はスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24 Ch.」の他、PCやテレビ(BS 910Ch)でも視聴可能。また、動画投稿サイト「YouTube」や「ニコニコ生放送」でも流星映像をリアルタイムに配信する予定。