トヨタ「ランドクルーザー 」がマイナーチェンジを受け、8月17日に販売開始された。


今回のマイナーチェンジでは、デザインを一新するとともに、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用。歩行者も検知するプリクラッシュセーフティをはじめ、最先端の安全機能を全車標準装備とすることで、総合的な安全性能を実現している。


エクステリアでは『Functional Beauty』をキーワードとし、機能性を突き詰めた「美しさ」により4WDらしいスタイリングを追求した。フロントマスクでは、3本のグリルバーの上下にメッキを施すことで、最上級SUVにふさわしい存在感を実現している。


外板色は、新たにカッパーブラウンマイカとダークブルーマイカを追加し、全9色設定とした。


インテリアでは、重厚感のある加飾部とソフトな表皮巻を組み合わせることで、上質な室内空間を創出した。センタークラスターにはスイッチや表示類を集約し、機能ごとにまとめて配置することで操作性を向上させている。


オプティトロンメーターには、ひと目でクルマの状況が把握できる機能的な6眼メーターを採用。中央には4.2インチTFTカラー液晶画面を配置し、運転状況やナビゲーションと連携した情報をカラーで表示することで、ドライバーをサポートする。


シート表皮にはセミアニリン本革を採用するとともに、天井色にもブラックを追加。内装色は新規設定色のブラウンを含む4色設定とした。


安全装備では、クルマだけでなく歩行者も認識する「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」をはじめ、「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」など、4つの先進安全機能をセットにした衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」をトヨタで初採用し、全車標準装備とした。


「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」では、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検出し、警報、ブレーキアシスト、自動ブレーキで衝突回避支援および被害軽減を図る。

その他、運転支援機能では、パノラミックビューなどにより、まわりの安全を確認できるマルチテレインモニターを設定。また、今まで確認できなかった車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となったアンダーフロアビューを世界初採用している。さらにディスプレイ上に地平線を水平表示することで前方の路面形状、車両の傾きを直感的に確認することができるフロントビュー回転表示も世界初採用した。