トヨタ自動車の「シエンタ」専用7型SDカーナビゲーション「7W-SI-NR」を、アルパインが開発した。8月26日より順次販売を始める。オープン価格としている。

車種ごとに実車で計測した正確なカメラガイド線データを搭載しており、バック操作時、バックビューカメラ画像にガイド線を映し出し、駐車できるよう支援する。またシエンタの車高や車幅をあらかじめ把握しているため、あらかじめサイズに合った駐車場への案内が受けられる。「駐車場の入り口まで行ったのに、高さ制限で入れない」といった問題を避けられる。


お顔のデザインについては意見が色々出ている新型シエンタ
お顔のデザインについては意見が色々出ている新型シエンタ

「最小のミニバン」という位置付け
「最小のミニバン」という位置付け

ディスプレイは7型WVGA(800×480ドット)で、山並みや海岸線を立体的に表現した鮮明な地図を表示する。暗い車内で見やすい夜間用地図色をはじめ4パターンを切り換えられ、いつでも走る道を直感的に把握できる。画面はスマートフォンやタブレットのようにフリック&ドラッグ操作ができる。

またシエンタの車内空間に合わせて音響を調整しており、臨場感ある楽曲再生が可能という。

対応車種はシエンタの「NSP170G」「NCP175G」およびシエンタ ハイブリッドの「NHP170G」。年式は「H27/7」以降となっている。

なお、「7W-SI-NR」はナビレディパッケージ付車用。ほかに「7W-SI」もある。さらに周辺機器として天井吊下げ型リアビジョン取付けキット「KTX-Y1703VG」、バックビューカメラ取付けキット「KTX-C17SI」、ルームカメラ「PKG-CR1000-SI」がラインアップに上がっており、それぞれ9月下旬に発売予定だ。