おサイフケータイをJR東日本の乗車券代わりにできる「モバイルSuica」。これを使って東北新幹線に乗ると、降りたあと駐車場の利用料金優待が受けられるという「モバトク・パーク&ライド」サービスが一ノ関駅(岩手県)で始まった。


モバイルSuicaは、JR東日本に会員登録することで、手持ちのおサイフケータイを乗車券や定期券代わりにでき、またSuica電子マネーなども使える。新幹線をチケットレスで利用できる「モバイルSuica特急券(モバトク)」という機能もある。


今回はモバトクで新幹線に乗車した人が、一ノ関駅そばにある「タイムズ一ノ関駅南駐車場」を利用し、精算機におサイフケータイをタッチすると、料金100円分の優待が受けられるようになった。事前登録や利用証明発行といった手続きは不要で、普段利用しているおサイフケータイで気軽に参加できるという。

タイムズ駐車場は2008年からIC乗車券を生かして駐車料金を優待する「交通ICパーク&ライド」を開始し、2014年には東海道、山陽新幹線の駅にも同様のサービスを広げたが、東北新幹線の駅に導入するのは今回が初めてだそう。