日産自動車は東京モーターショーに、コンセプトモデルとして軽の電気自動車(EV)「TEATRO for DAYZ(テアトロフォーデイズ)」を出展する。スマートフォンをごく身近に利用する若い世代向けのクルマだそう。

真白なインテリアが特徴。インストルメントパネルをはじめ、シートやドアトリムをキャンバスに見立てている。これらはいずれもスクリーンとして幻のようにさまざまな映像を表示する機能がある。



一方でステアリングなどの操作機器は数を抑え、簡素なデザインに仕上げている。空調やオーディオなどの操作は、ボイスコントローラーやモーションセンサーで行い、メーター類やカーナビゲーションは運転中には表示するが、クルマが止まれば姿を消す。

あとは車内をおおうスクリーンを使って、アウトドアで即席フェスティバル会場を作ったり、視界いっぱいにゲーム画面を映して大音量で楽しんだり、季節の変化やその日の気分でインテリアのデザインをアレンジしたり、離れた友人とインターネットでつながり、旅先で出会った風景を共有したりできる。

シートデザインは、バランスボールを模し、従来のクルマが重視する頑丈さやホールド感とは対極を成している。

エクステリアも従来のクルマのデザインが想起させる速さ、大きさ、優雅さを強調しておらず無機質な雰囲気。しかしLEDスクリーンを備えており、さまざまな映像を浮かび上がらせられる。ボディカラーはサテン調のホワイトシルバーをフルグロスホワイトで挟み込んでいる。



室内スペースを確保するためボディサイドを立てたスクエアな形状を選び、バンパーやルーフのエッジに丸みを持たせ、前後のオーバーハングを極力短くし、タイヤを四隅に配置して踏ん張り感を打ち出している。