東京モーターショーで、トヨタ自動車は「KIROBO MINI(キロボミニ)」を世界初出展している。

「KIROBO MINI」世界初出展
「KIROBO MINI」世界初出展

「KIROBO 」は、単身化社会で起こるコミュニケーションレスの問題を緩和するための、きぼうロボットプロジェクトとして開発された。2013年には世界で初めて宇宙飛行士の若田光一さんと宇宙での対話実験を行い見事に成功した。

KIROBOと若田宇宙飛行士の対話の様子
KIROBOと若田宇宙飛行士の対話の様子

今回出展された「KIROBO MINI」は、常に寄り添えるコンパクトなサイズの「コミュニケーションパートナー」。クルマとは異なるカタチで、人に寄り添い心動かす存在を目指す新たなチャレンジだという。KIROBOが身長約34センチなのに対して、KIROBO MINIは座った形で10センチほどとより親しみやすいサイズ。大きくて丸い目と、ぬいぐるみのようなサイズ感がとても可愛らしい印象だ。専用のケースに入れて持ち運ぶこともでき、いつでもどこでもKIROBO MINIと一緒に過ごすことができる。

座高は約10センチ…小っさ!
座高は約10センチ…小っさ!

KIROBO MINIとのコミュニケーションは、人同士と同じように、何気ない会話を一緒に楽しむことが可能。話し手の表情やしぐさで相手の気持ちを感じ取り、それに合わせて反応してくれるため、感情を共有したり、一緒に笑いあったりもできる。実際に会話している様子を見てみると、音声を発するだけでなく、目の周りが光ったり、手や顔を動かして会話してくれるので、違和感なくコミュニケーションが取れる。どんな反応をしてくれるのか楽しみで、ついつい長話したくなってしまう。ほかにも、笑顔を認識すると手を振ってくれるなど、より人間らしい心のキャッチボールが楽しめそうだ。

「あなたを笑顔にしてあげる~」
「あなたを笑顔にしてあげる~」

ライフスタイルの多様化や高齢化に伴い、人と人とのコミュニケーション不足が深刻化している。ひとりで生活している人でもKIROBO MINIと会話を楽しんだり、思い出を共有したりすることで、孤独を感じる時間はかなり減るはずだ。KIROBO MINIは、これからの社会で人のかけがえのないパートナーとして活躍してくれるだろう。