トヨタ自動車は、ハイブリッド車「PRIUS(プリウス)」の新モデルを東京モーターショーに出展中だ。4代目としてさらなる燃費向上を図ったモデルだという。

エンジンは、排気量1.8Lの改良型「2ZR-FXE」で、最大熱効率40%を達成している。最高出力は72kW(98PS)/5,200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgf・m)/ 3,600rpm。モーターも小型化や高出力密度化を進めた。最高出力は53kW(72PS)、最大トルクは163Nm(16.6kgf・m)だ。バッテリーはリチウムイオン電池、ニッケル水素電池とも新開発している。


最大の特徴である燃費は一部グレードがJC08モードで40km/Lを記録したという。

エクステリアはプリウスの象徴でもあるトライアングルシルエットに、TNGAによる低重心パッケージを組み合わせている。トヨタのエンブレムからサイド、リヤへと抜ける低い軸をボディに通すことで、低重心を打ち出し、ロッカー部の光を受ける上向き面の造形でもさらなる低い構えを強調した。さらにベルトラインを前傾させ、躍動感を出している。


従来モデルに比べ全高は20mm下げ、ルーフピークを170mm前に出しさらに空力性能を高めたとする。CD値は0.24。ノーズ先端を70mm、フード後端を62mm低くした低重心パッケージを採用する。


一眼でハイビームとロービームの機能を持たせたBi-Beam LEDヘッドランプを採用するほか、三角形状の輪郭を持たせシャープな印象を与えるLEDクリアランスランプを備える。

リヤビューは、空力の良さを演出しつつ、リヤスポイラーからリヤコンビネーションランプ、リヤバンパーサイドのコーナーエッジへとつながる線使いをしている。


インテリアは先進感と温かみを重視し、インストルメントパネルを低い位置で薄く造形し、ステアリングホイールとフロントコンソールトレイにホワイト加飾を設定した。



フロントシートは内部のバネ特性を最適化し、腰や筋肉への負担が少ない骨盤角度。クッションパッドの素材や厚みを工夫し、坐骨部に集中しがちな圧力を周囲に分散する。座ってみると柔らかさを感じた。リヤシートはクッション性の最適化や着座時の接触面積を拡大している。

安全装備としては、ミリ波レーダーと単眼カメラを使ってクルマだけではなく歩行者も認識する「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」、「全車速追従機能付のレーダークルーズコントロール」などをセットにしたパッケージ「Toyota Safety Sense P」を採用する。道路とクルマ、あるいはクルマ同士が通信して、視界の外から近づく危険をドライバーに知らせる「ITS Connect」も設定する。

2WD車が基本だが、雪道などで役立つE-Four(電気式4輪駆動方式)車も設定している。