「Camile」はGPSとカメラ、そしてSNS機能に特化したサイクルコンピューター(サイコン)。ポタリングなど、のんびり景色を楽しみながら走りたい人に向けてデザインされた。

GPSとカメラ、SNS機能に特化したサイコン「Camile」
GPSとカメラ、SNS機能に特化したサイコン「Camile」

サイコンの多くは、本気で走りたい人を対象にしている。このため、速度や走行距離の他、ケイデンスや心拍数、消費カロリーなどが測定可能なものが多い。また、デザインもスポーティなものが採用されている。だが、そのような機能は不要という人もいるはずだ。デザインも、もっととっつきやすいものを望んでいる人は少なくないだろう。


こんなカジュアルなデザインのサイコン、欲しかった?
こんなカジュアルなデザインのサイコン、欲しかった?

「Camile」は、カジュアルなサイコン。「GoPro」と、「GPS」の役割を1台で果たせるアイテムとして開発された。1. 走行データを記録するGPS、2. 走行中の風景を撮影できるカメラ、3. 撮影された画像や動画を共有できるSNSという、3つの機能に特化している。機能が少ないので使用しやすく、またデザインがシンプルで、女性でも使用しやすいものになっている。

コンセプトは「GoPro」+「GPS」
コンセプトは「GoPro」+「GPS」

ちょっとゴツいGoProや、メカメカしい従来のサイコンに比べ  女性も使いやすいシンプルなデザイン
ちょっとゴツいGoProや、メカメカしい従来のサイコンに比べ
女性も使いやすいシンプルなデザイン

「Camile」に装備されたGPSと高度計、および6軸モーションセンサーは、現在地を3Dでポジショニング。データとして保存する。保存されたデータは、スマートフォン経由でクラウドに同期し、仲間とシェアすることが可能だ。

「Camile」は、現在地を3Dでポジショニング可能
「Camile」は、現在地を3Dでポジショニング可能

走行データはスマートフォンアプリで確認し、仲間とシェアできる
走行データはスマートフォンアプリで確認し、仲間とシェアできる

1,080p 30pfsで動画撮影可能なカメラを搭載。140度の広角レンズと電子式手ぶれ補正機構により、サイクリング中の仲間との思い出を記録できる。1,920×1,080サイズの静止画像の撮影機能も備えている。

走行時の様子を動画で保存可能
走行時の様子を動画で保存可能

静止画撮影機能で
静止画撮影機能で

仲間たちを撮影することも
仲間たちを撮影することも

1,350mAhの大容量バッテリーにより、連続3時間の動画撮影が可能。撮影した動画は専用アプリで編集し、1タップで仲間とシェアできる。

GPSとしてのみ利用する場合、  16時間の使用が可能
GPSとしてのみ利用する場合、
16時間の使用が可能

サイズは62×43.5×16ミリで、重さは55グラム。カラーバリエーションは、レッド、イエロー、グリーン、ブルー、ダークグレーの5色展開。


開発元のCamile Bike Camは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。記事執筆時点では、89ドルの出資で「Camile」を1台入手できる。入手に必要な金額はキャンペーンが進むにつれて上昇し、終了後の市販価格は149ドルになる予定。出荷は2016年3月を見込んでいる。