メルセデス・ベンツは、新型「Cクラスクーペ」を発売した。アルミニウムハイブリッドボディのAピラーより後方を2ドアクーペ用に新しく専用設計した。

全体のデザインディテールに、先代モデルで人気が高かった精悍なスタイリングの「AMGライン」を採用。先代よりホイールベースを80mm、全長を65mm、全幅を30mm拡大したことで、運転席、助手席を中心に室内空間を広げた。

空力最適化により、Cd値0.26(先代Cクラスクーペ:0.27)を実現。空気抵抗を抑えることで、風切り音を減少させるとともに燃費を高めた。

ダッシュボードとシートの素材にはレザーARTICOを採用。スポーツシートは新たにCクラスクーペ専用に設計された。


パワートレインは、最高出力156PS/115kW、最大トルク250Nmを発揮する1.6リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンに、7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS(セブンジー-トロニック プラス)」を組み合わせた。

サスペンションにはフロントに4リンク式を採用し、コーナリング時のグリップを向上させた。リアはマルチリンクサスペンションを進化させた5本のリンクによる独立懸架式とし、高い直進安定性を実現した。

走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを備え、通常走行時には快適な乗り心地を提供し、ハードな走行時には最大限の減衰力を発揮する。

センターコンソールの専用コントローラーで5つのモードから走行特性をセッティング可能な「ダイナミックセレクト」を標準装備。選んだモードに応じて、スロットルレスポンス、7G-TRONIC PLUSのシフトスケジュール、ステアリング特性などが変化し、快適性や燃費を優先する走りから素早いレスポンスでスポーティなドライビングまで楽しむことができる。


標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」は、乗員のみならず、他の道路利用者も含む包括的な保護を実現することを目標としており、インテリジェントドライブの土台となっているのが、クルマの周囲ほぼ360°をカバーする複合的なセンサーシステム。カメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させ、安全運転支援システムに対応するデータを作成し、アルゴリズムで解析することで、先行車両、横断車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出、その位置を特定し、その状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする。

ヘッドライトとリアコンビネーションランプの全てにLEDを使用する「LEDハイパフォーマンスヘッドライト&LEDリアコンビネーションランプ」を採用し、夜間の視認性を確保した。

自動操舵・ブレーキ機能により縦列駐車と車庫入れをアシストする「アクティブパーキングアシスト」を標準装備。


トランクスペースは、通常時で400リッター(VDA方式)を確保し、後席分割可倒式機構(40:20:40)によって、バックレストを前方に倒すことができる。

メーカー希望小売価格は、C 180 Coupe Sportsが5,470,000円、C 180 Coupe Sports+が5,850,000円(いずれも消費税込)。