ベントレーが、新しいコンチネンタル GT Speedを発表し、ブラック エディション(Black Edition)がそのラインアップに加わることを同時に発表した。

新型コンチネンタル GT Speedの最高速度はベントレーのプロダクションカーとして最速の331km/h。6.0リッターW12ツインターボエンジンの最高出力は635psから642psへと向上し、最大トルクは従来より20Nmアップした840Nmを発生。0-100km/h加速は4.1秒に短縮された。



ラインナップに新たに投入されるブラック エディションには、クーペとコンバーチブルの2タイプを用意。ウィンドウ周りやランプベゼルなどのエクステリアのブライトウェアに高光沢のブラック仕上げが施される。21インチの5本スポーク・ディレクショナルホイールは、オールブラック。ブレーキキャリパーは、レッドまたはブラックを選択できる。

フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーにコントラストカラーが設定されており、Hallmark、Beluga、St. James’ Red、新色のCyber Yellowの4色から選択できる。また、コントラストカラーをドアミラーに採り入れることも可能となっている。

ダークトーンとアクセントカラーの組み合わせは室内にも採用されており、フェイシア、センターコンソール、ルーフコンソールにカーボンファイバーをあしらい、シートやセンターコンソールには、Black Edition専用のカラースプリットによるコントラストカラーのレザーを採用。エクステリアのアクセントカラーに合わせ、Porpoise、Beluga、Pillar Box Red、CyberYellowの選択が可能。ドアおよびMulliner製作のGT専用デザインシートに施されたダイヤモンドキルトにはコントラストステッチが施される。

新型GT Speed、GT Speed ブラック エディションの日本での価格は未定。2016年度中の納車を予定している。