雨の日の自転車通勤、つらいですよね。筆者は最近、雨のなか通勤して目が炎症を起こすという悲劇に見舞われました。視力も若干低下しており、雨が目に入らないようにする工夫を考えているところです。

「LEAFXPRO」は雨・風の日でも自転車に乗るのが楽しくなる、自転車用の傘。その「LEAFXPRO」に、荒天用の「Storm Accessory」と子乗せ用の「Baby Accessory」が追加されました。



開発したのは英国ロンドンに本拠を置くLEAFXPRO。同社は、普段は自転車で通勤する人でも、雨の日には電車やバスを利用している状況を変えたいと考えたのだそう。それには、“効率的”で“信頼性”が高く、かつ“簡単”に使える自転車用の傘が必要と考え、「LEAFXPRO」の開発に至ったそうです。


“高い効率”と“信頼性”という点は、エアロダイナミクス(空気力学)に優れた形状で実現。空気抵抗を減らし、向かい風の強い日でも楽に走行できる高い“効率性”と、強風により「LEAFXPRO」が自転車から外れてしまうことを防ぐ“信頼性”を獲得しました。開発元によれば、前方から吹く風であれば、風速80キロの風にも耐えるのだとか。



“簡単”については、エルゴノミクスデザインの導入で実現。取り付け/取り外しをわずか5ステップで、1分以内に実行可能としています。


開発者は、「LEAFXPRO」を利用することで、荒天時の自転車での移動が快適なものとなり、雨の日には混雑しがちな電車や、遅れがちなバスに乗らなくても済むようになると述べています。


今回追加された「Storm Accessory」は、サイクリストの側方および後方を保護するカバー。風が強い日などの、横から吹きつける雨から、サイクリストの身体が濡れるのを防いでくれます。「LEAFXPRO」本体への取付・取外しはファスナーを使用。わずかな時間で着脱できます。



「Storm Accessory」は、リアキャリアに取り付けられたベビー&チャイルドシートを雨から保護。「Storm Accessory」と同時装着が可能で、サイクリストと子どもの両方を雨から守ることができます。



「LEAFXPRO」は取り外すと、専用の収納バッグに入れて持ち運び可能。バッグ収納時のサイズは長さ約50センチで、重さは約900グラムだそうです。


LEAFXPROは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では49ドルの出資で「LEAFXPRO KIT」本体を入手可能となっています。「Storm Accessory」、「Baby Accessory」などのアクセサリー付きは、それぞれ89ドルで入手できます。