ソーラーパワーで走る電動アシスト自転車「Maxun One」

「Maxun One」は、オランダ人サイクリストVan Dalenさんが製作したソーラーパワーで走る電動アシスト自転車。天気の良い日であれば時速15~25キロで走行できる。

「Maxun One」は、天気の良い日なら時速15~25キロで走行できる
ソーラーパワーで走る電動アシスト自転車「Maxun One」
天気の良い日であれば時速15~25キロで走行できる

ソーラーパネルが取り付けられた自転車は、欧米ではすでにいくつか販売されている。だがそれらの多くはカーゴバイクなどの形状を取っており、カーゴ部分やトレイラー部分にソーラーパネルが取り付けられているケースがほとんど。普通の自転車と比較すると、小回りが効かず、スピードも出ない物が多い。


「Maxun One」は、この問題を解決する電動アシスト自転車。ソーラーパネルをフロントとリアのキャリア部分に取り付けるという方式を採用した。パネルサイズは幅約50センチのため、一般的な自転車とほとんど変わらない走行感覚を得られるという。

「Maxun One」のソーラーパネルが歩行者に危害を与えないことのアピール画像
「Maxun One」の走行感覚は一般的な自転車とほとんど変わらないという
慣れれば人ごみの中を走っても、パネルを歩行者に当てることはない?

「Maxun One」には、ソーラーパネルで発電した電力で充電される小型のバッテリーが装備された。このバッテリーは天候の悪いときや、坂道などで太陽電池からの電力だけではパワーが不足する際などに使用される。バッテリーは十分な太陽光を浴びれば、1時間で充電可能だ。

「Maxun One」には、登坂時用のバッテリーも付属
坂道をのぼるには、ソーラーパワーだけでは無理ということか…。

走行時はなるべく太陽の光があたるルートを選択する方が良いという。また、停車時にはソーラーパネルを太陽の方向に向けることも重要となる。

「Maxun One」は、夜間走行には向かない?
夜間走行時には、ムダに大きな自転車と化す?

太陽が出てないときには、ペダルを漕いで走ることになる。だが「Maxun One」プロトタイプの重量は17キロ。電動アシスト自転車としてはかなり軽く、ペダルを漕いで走行するのに問題のない軽さに仕上げられた。

「Maxun One」の重さは17キロと、電動アシストとしては軽量
ママチャリよりも軽い

オランダは1年を通して雨のよく降る国。ゲリラ豪雨(?)のような雨も珍しくはないし、風も強い。また、筆者の知る限り、天気予報があまりあてにならない国でもある。そんなオランダで、天気の良い日にしか走れず、風の影響も強く受けそうなソーラーパネルを装着した「Maxun One」が開発されたという事実は、非常に興味深い。

「Maxun One」は、日本では公道を走れない?
オランダと言えば強い風を利用した風車
風力自転車は思いつかなかったのか?