トリップアドバイザーは、インフォグラフィック「日本で最も忙しい空港はどこ?」を公開した。日本の各空港を年間の乗降客数で比較している。
 
同インフォグラフィックによれば、日本で最も忙しい空港は東京国際空港(羽田空港)で、年間乗降客数は6,672万445人だという。羽田空港を離発着する便のうち、国内線の割合は全体の88.1%で、国際線は11.9%。国内線は56都市を結び、一日平均778.14便が離発着しているそうだ。
 

 
日本で2番目に忙しいのは成田国際空港で、こちらは国際便利用がほとんど。国際便は成田国際空港についで関西国際空港、中部国際空港が多く、これらは世界の窓口を担っている空港と言える。
 
羽田空港が正式に開港したのは1931年。初就航時の乗客は人間ではなく、およそ6,000匹の「スズムシ」や「マツムシ」だったそう。向かった先は中国の大連。なんでも、異国に住む日本人に秋の風情を感じさせるための贈り物だったのだとか。中国にはスズムシやマツムシはいないのだろうかという疑問や、どうやって検疫を通過したのだろうかという疑問や、日本から持ち込まれた虫で中国の生態系に悪影響はでなかったのだろうかという疑問がふつふつと沸いてしまうが、それを差し引いても、興味深いエピソードだ。

 
リィーン、リィーン
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