世界で最も高く、最も速く、最も角度が急なウォータースライダー「Verruckt Meg-A-Blaster」が米国カンザス州カンザスシティのウォーターパーク「Schlitterbahn Waterparks」に登場する。登場は2014年5月23日の予定だ。

世界で最も高く、最も速く、最も角度が急なウォータースライダー  Verruckt Meg-A-Blaster
世界で最も高く、最も速く、最も角度が急なウォータースライダー
Verruckt Meg-A-Blaster

Schlitterbahn Waterparks は、Verruckt Meg-A-Blaster の高さや最高速度を公表していない。だが完成時には、ウォータースライダーのギネス記録を保有している高さ41メートル、最高速度105キロメートルのブラジル「INSANO」を越えるものになるとしている。「Verruckt」とはドイツ語で、「常軌を逸した」「正気とは思えない」という意味なのだそう。その名の示す通り、常軌を逸したスケールのウォータースライダーになる予定だ。

だが、INSANO とは異なり、Verruckt Meg-A-Blaster は生身ではなく、4人乗りのゴムボートに搭乗して滑り降りるアトラクションになるという。滑り降りた後のゴムボートは自動的に回収され、搭乗ポイントにまで持ちあげられるそうだ。

ここを、4人乗りのゴムボートに搭乗して滑り降りる
ここを、4人乗りのゴムボートに搭乗して滑り降りる

滑り降りる際は生身ではないが、Verruckt Meg-A-Blaster の乗り場には、264段の階段を生身で歩いて上らなければならないらしい。東京タワーの展望台までの階段の段数が600段、金刀比羅宮の御本宮までの階段が785段と聞けば、264段の果てしなさが想像できるだろう。恐怖と疲労で、途中で上るのを断念する人がいるのでは?と心配になる。

写真右に写っているのが、264段のらせん階段
写真右に写っているのが、264段のらせん階段

Schlitterbahn の共同オーナーである Jeff Henry 氏は、声明で次のように述べている。

「この新しいスピードスライドは、ウォータースライダーに変革をもたらすものになるだろう。我々の最大の課題は、勇気があり、スリルが好きな Verruckt Meg-A-Blaster への挑戦者を見つけることだ」
 
この心配は大げさなものではないかもしれない。
 
Verruckt Meg-A-Blaster は米国の多くのメディアで取り上げられているが、そのコメント欄には、「途中でボートが宙に投げ出されて、落ちてしまうのではないか?」といった、Verruckt Meg-A-Blaster に対する恐怖を語る投稿が並んでいる。