クリスマスを目前に控えた週末、あちこちでイルミネーションやライトアップイベントが実施されており、恋人や友人と足を運ぶ人も多いだろう。東京の新シンボル「東京スカイツリー」も例外なくスペシャルライティングで点灯中だが、その足元には今なんと、SUBARU の「フォレスター」が異様な角度で展示されている。

天に向かって走るフォレスター
天に向かって走るフォレスター

この車両は、10月に完結したばかりの世界五大陸走破プロジェクト「FORESTER LIVE」のキャラバンカー。世界五大陸、距離にして約10万km を1年かけて走り抜いてきた実車だ。


車体は非常に急な角度で展示されているが、これは同車がオーストラリア・フリンダースレンジでヒルクライムに挑んだ際の最大斜度、“52%”の勾配を再現したもの。現地では岩場のラフロードというさらに過酷な環境の中、登板性能に長けた「X-MODE」機能を駆使して力強く走破した。


実証映像#1 オーストラリア・フリンダースレンジ

また、展示期間中は車両に乗り込んで52%の角度をリアルに体感できるアトラクションも実施されている。スバルファンにとって絶好の機会であるとともに、クリスマスデートで利用すれば吊り橋効果が期待できるかもしれない。体感イベントは、東京スカイツリータウン(東京・墨田区)にて12月25日までの開催。開場時間は12時~20時。

滑り落ちそうな急斜面
滑り落ちそうな急斜面

運転席からは空しか見えない?
運転席からは空しか見えない?

なお、SUBARU は「FORESTER LIVE」の全軌跡を再編集したコンテンツ「FORESTER LIVE RIMIX」を11月末より公開している。2012年11月のプロジェクトスタートから今年10月29日富士山麓でのゴールまで、総撮影時間2,000時間におよぶ全実証映像と画像をあらゆる角度から見直すことで、ユーザーに新たな体験を提供するという。

プロジェクトの全軌跡が散りばめられた「FORESTER LIVE REMIX」サイト
プロジェクトの全軌跡が散りばめられた「FORESTER LIVE REMIX」サイト


FORESTER LIVE REMIX CONCEPT MOVIE