米国サンディエゴの NUVIZ は、バイクのヘルメットシールドにライダーが必要とする情報を表示するヘッドアップディスプレイ「NUVIZ Ride:HUD」を開発した。2014年1月、kickstarter での資金調達に成功し、現在は商品化に向けた作業を進めている。

シールドに様々な情報を表示するヘッドアップディスプレイ「NUVIZ Ride:HUD」
シールドに様々な情報を表示するヘッドアップディスプレイ「NUVIZ Ride:HUD」

「NUVIZ Ride:HUD」は、ヘルメットのチンガード部分に取り付けられ、シールドにライダーが必要とする様々な情報を投影するヘッドアップディスプレイ。情報は、ライダーの自然な視界に投影されるため、視線を大きく移動したり、目の焦点を変えたりする必要はない。ライダーは、前方に集中したままで、必要な情報を取得できる。

「NUVIZ Ride:HUD」は、シールドにライダーが必要とする様々な情報を投影する
「NUVIZ Ride:HUD」は、シールドにライダーが必要とする様々な情報を投影する

「NUVIZ Ride:HUD」で表示される情報は、スマートフォンから Bluetooth 経由で送信される。スマートフォンは、専用アプリ「Ride:CLOUD」を使い、 NUVIZ による情報提供サービスにアクセスして情報を取得する仕組みだ。アプリは、Android と iOS に対応する。

専用アプリ「Ride:CLOUD」  Android と iOS に対応する
専用アプリ「Ride:CLOUD」
Android と iOS に対応する

「NUVIZ Ride:HUD」で表示される情報の種類は、NUVIZ が数百人のライダーにインタビューを実施して決定された。これにより、「NUVIZ Ride:HUD」は Google Glass などの汎用システムに比べて、ライダーの要望により特化したサービスを提供可能になっている。

ライダーからの要望が最も多かったのは「ナビゲーション」機能だったという。「NUVIZ Ride:HUD」のナビゲーション機能では、目的地までの道順や距離が表示可能になっている。

「NUVIZ Ride:HUD」のナビゲーション機能  目的地までの道順や距離が表示可能
「NUVIZ Ride:HUD」のナビゲーション機能
目的地までの道順や距離が表示可能

気象に関する情報提供も、ライダーからの要望が多かった機能の1つだ。この機能により、ライダーは目的地までのルートで、どのあたりに雨雲が発生しているかを察知し、そこを避けて走行できるようになる。

「NUVIZ Ride:HUD」の気象情報提供機能  雨雲が発生している場所がわかる
「NUVIZ Ride:HUD」の気象情報提供機能
雨雲が発生している場所がわかる

ツーリングを開始してから現在までの走行距離、最高速度や平均速度、出発時刻や目的地への到着予測時刻といった走行データも表示できる。

走行データの表示も可能
走行データの表示も可能

その他、ビデオや写真の撮影、スマートフォンへの着信の表示、音楽の再生などの機能も搭載されている。

目に映る景色を写真や動画で記録して、ツーリングの思い出に
目に映る景色を写真や動画で記録して、ツーリングの思い出に

ヘッドアップディスプレイの操作は、リモコンを利用して行う。リモコンはハンドルバーやタンクなどにマウントキットを使用して装着可能だ。このリモコンは、ライダースグローブをはめたままでも操作し易いよう工夫されているという。

「NUVIZ Ride:HUD」を操作するリモコン(左)とマウントキット(右)
「NUVIZ Ride:HUD」を操作するリモコン(左)とマウントキット(右)