「NTS SunCycle」は、前輪のカーゴ上部に太陽電池を取り付けた電動アシスト自転車。太陽光による約8時間の充電で、約40キロ走行できる。
8時間の充電で約40キロ走行できる
走行時のアシストレベルはハンドルに取り付けられたコントローラーで指定できる。例えば、「HIGH」に指定すれば、急な坂であっても楽々と登ることが可能だ。平地や下り坂では、「LOW」に設定することで、よりバッテリーを長持ちさせることが可能になる。
「NTS SunCycle」では、前輪上部に太陽電池パネルが取り付けられている。このため、フロントに荷重がかかり、ハンドリングが難しくなるのではないかと考える人もいるかもしれない。だが NTS では特許申請中のステアリングメカニズムを搭載。太陽電池パネルの重量が、操縦性に影響を与えない仕組みを取り入れているという。
「NTS SunCycle」はメンテナンスフリーも大きな特徴。Gates 社の Centertrack と呼ばれるベルトドライブシステムを搭載することで、チェーンなどへの注油を不要にしている。ハブには SHIMANO の ALFINE 内装8段コンポーネントを使用。これらのシステムにより、2年間または3,200キロまでのメンテナンスフリーを実現した。
チェーンなどへの注油は不要
この間にも、太陽電池による発電がおこなわれている