NTS Works は太陽電池を搭載した電動アシスト自転車「NTS SunCycle」を4月29日から販売開始する。同社オンラインストアで予約受付中。価格は4,100ドル。日本への送料は400ドルを予定している。


「NTS SunCycle」は、前輪のカーゴ上部に太陽電池を取り付けた電動アシスト自転車。太陽光による約8時間の充電で、約40キロ走行できる。


太陽電池を取り付けた電動アシスト自転車「NTS SunCycle」
太陽電池を取り付けた電動アシスト自転車「NTS SunCycle」

太陽電池で発電された電力を蓄電するバッテリー  8時間の充電で約40キロ走行できる
太陽電池で発電された電力を蓄電するバッテリー
8時間の充電で約40キロ走行できる

走行時のアシストレベルはハンドルに取り付けられたコントローラーで指定できる。例えば、「HIGH」に指定すれば、急な坂であっても楽々と登ることが可能だ。平地や下り坂では、「LOW」に設定することで、よりバッテリーを長持ちさせることが可能になる。

アシストレベルは「HIGH」「MED」「LOW」から指定可能
アシストレベルは「HIGH」「MED」「LOW」から指定可能

「NTS SunCycle」では、前輪上部に太陽電池パネルが取り付けられている。このため、フロントに荷重がかかり、ハンドリングが難しくなるのではないかと考える人もいるかもしれない。だが NTS では特許申請中のステアリングメカニズムを搭載。太陽電池パネルの重量が、操縦性に影響を与えない仕組みを取り入れているという。

特許申請中のステアリングメカニズム
特許申請中のステアリングメカニズム

「NTS SunCycle」はメンテナンスフリーも大きな特徴。Gates 社の Centertrack と呼ばれるベルトドライブシステムを搭載することで、チェーンなどへの注油を不要にしている。ハブには SHIMANO の ALFINE 内装8段コンポーネントを使用。これらのシステムにより、2年間または3,200キロまでのメンテナンスフリーを実現した。

ベルトドライブシステムを搭載  チェーンなどへの注油は不要
ベルトドライブシステムを搭載
チェーンなどへの注油は不要
ハブは内装タイプ
ハブは内装タイプ
坂道も楽々(?)
坂道も楽々(?)
走り疲れたらカフェで一休み  この間にも、太陽電池による発電がおこなわれている
走り疲れたらカフェで一休み
この間にも、太陽電池による発電がおこなわれている