「Road Shower」は、自動車のルーフレールに取り付けて使用するソーラーシャワー。朝、タンクに水を入れておけば、お昼頃までには太陽の光でお湯が沸き、熱いシャワーを浴びられるという。水を温めるのに、電気などを一切使用しないので、環境に優しいと Road Shower は主張している。
Road Shower によれば、その日の天気にもよるが、シャワーの温度は、38度から46度程度になるという。
タンク容量は約19リットル。これは、2~3回のシャワーを浴びることができる水量だ。
キャンプ用シャワーカーテンと併用すれば、本格的なキャンプでの利用も可能だ。
「Road Shower」の前部には注水口が取り付けられており、水入れやホースなどを使って簡単に注水できる。
シャワーは加圧式。自転車やバイクのパンク時などに利用するタイヤインフレーターを使い、タンク内を加圧。この圧力で、水を噴射する仕組みだ。圧力が高くなりすぎたら気圧を下げ、タンクの破損を防ぐ安全弁も設けられている。
Road Shower の開発者は、シャワーの水圧はかなり高めなので、洗車にも利用できると述べている。
汚れた MTB や靴、サーフィン後のサーフボードの洗浄もできる。
「Road Shower」は、キャンプ料理の際の食器洗浄や、魚のぬめり取りにも便利だそうだ。
Road Shower のサイトでは、ソーラーシャワー向けのアクセサリを紹介している。「タンクの加圧にインフレーターを使ったら、エコとは言えないのでは?」そう考える向きには、人力で加圧できる空気入れも紹介している。
つまりは、自転車用の空気入れです