日産自動車はニューヨーク国際自動車ショ―で新型「ムラーノ」を公開する。「ムラーノ」は、2002年に初代を発売して以来、世界で累計94万台以上を販売したグローバルモデル。

日産が発表する新型「ムラーノ」
日産が発表する新型「ムラーノ」

新型「ムラーノ」のコンセプトモデルとなってるのは、昨年、北米国際自動車ショーで発表されたコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」。量産車である新型「ムラーノ」とコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」を比較すれば、両者がデザインテーマやブーメランシェイプのライト、ユニークなフローティングルーフなど、鍵となる特徴を共有していることがわかる。

昨年発表されたコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」
昨年発表されたコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」

新型「ムラーノ」リアまわり
新型「ムラーノ」リアまわり

コンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」リアまわり
コンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」リアまわり

日産の最高開発責任者であるアンディ・パーマー氏は、「ムラーノ」がコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」の雰囲気を強く残していることについて、次のように述べている。

「日産では、モーターショーのお客さまを楽しませるだけではなく、生産を念頭に置いてコンセプトカーを作り上げています。北米国際自動車ショーでレゾナンスのお披露目をご覧になった方で、日産がこのような未来的なデザインのクルマを作ると考えた方は、おそらくほとんどいなかったでしょう。しかし、それがこのクルマなのです。24か月以内に日産のショールームに登場します」

「ムラーノ」は、内装においても「RESONANCE(レゾナンス)」の雰囲気を保っている。例えば、インストルメントパネルの高さは、初代や2代目よりも低くし、マルチタッチコントロール付き8.0インチディスプレイを配置した。「シンプルな美しさ」を実現するため、スイッチの数を60%削減。25個から10個としている。

新型「ムラーノ」のインストルメントパネル周辺
新型「ムラーノ」のインストルメントパネル周辺

コンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」のインストルメントパネル周辺
コンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」のインストルメントパネル周辺

シートは、NASA から着想を得た日産の先進的なゼログラビティシートをフロントとリヤ両側に標準装備。リヤシートは、3つのクッションからなるデザインとしている。フロントシートには温度調節機能(ヒーターとクーラー)を、リヤシートにもヒーター機能を装備した。

「ムラーノ」のリヤシート
「ムラーノ」のリヤシート

快適性についても充実。電動パノラミック・ムーンルーフは、オープンで広々とした解放感を演出する。ムーンルーフは、現行のデザインよりも40%長く、29%大きく開口可能で、セグメントで最も大きなムーンルーフのひとつとなった。

開口部が広がった電動パノラミック・ムーンルーフ
開口部が広がった電動パノラミック・ムーンルーフ

エンジンには、3.5L DOHC V6エンジン(最大出力260馬力)を搭載。スムーズな走りと低燃費を実現するエクストロニック CVT を標準装備している。同モデルの燃費は、車両の軽量化、空力性能向上、またエンジン/トランスミッションの効率改善により、現行モデルよりも約20%向上したという。

新型「ムラ―ノ」の燃費は、現行モデルより約20%向上
新型「ムラ―ノ」の燃費は、現行モデルより約20%向上

新型「ムラーノ」は、ミシシッピ州のキャントン工場で生産され、世界100以上の国々へ輸出を行う予定。米国での発売は、2014年後半が予定されている。