雨の日の自転車通勤、辛いですよね。特に、泥よけのついていない自転車に乗っている場合、背中は泥はねだらけになってしまいます。白いシャツを着ていたときのダメージは計り知れません。

米国ブルックリン在住の Dan McMahon さんと Patrick Laing さんは、サイクリストのお尻と背中を泥はねから守る自転車用の泥よけ「Plume Mudguard」を開発しました。これは、急な雨にも対応できる、新しい泥よけです。


「Plume Mudguard」は、1980年代に流行した「スラップブレスレット」に似た構造を持つ泥よけ。スラップブレスレットは、通常はまっすぐな状態で安定しています。でも、手首にパンッと打ちつけると、くるっと腕に巻きつき、輪の状態になって安定します。

1980年代に流行した「スラップブレスレット」
1980年代に流行した「スラップブレスレット」

「スラップブレスレット」は、いまでは目にする機会の少なくなった商品。でも、米国 Apple が iWatch でこの技術を採用するのでは?とうわさされたことから、最近また話題になりました。

Apple が iWatch 関連で出願した特許の申請図面  スラップブレスレットに似た技術のようです
Apple が iWatch 関連で出願した特許の申請図面
スラップブレスレットに似た技術のようです

「Plume Mudguard」は、普段は小さく丸めた状態でシートポストに取り付けておけます。雨が降ったらこれをまっすぐに引き延ばして、泥よけとして使用する仕組み。引き延ばしも丸めも一瞬でできるので、急に雨が降ってきたときでも、走行したまま片手で泥よけを引き延ばせると開発者たちは述べています。

「Plume Mudguard」は、普段は丸めておけます
「Plume Mudguard」は、普段は丸めておけます

雨が降り始めたら、まっすぐに引き延ばして泥よけに
雨が降り始めたら、まっすぐに引き延ばして泥よけに

「Plume Mudguard」のもう1つの特長は、デザインが優れていること。泥よけの付属していない自転車所有者の一部には、雨の日にはダンボールやペットボトルを加工して泥よけを自作し、自転車に取り付ける人がいます。でも、自作泥よけのデザインはどれも恐ろしく哀しいものばかり。こんなものを取り付けて走行するくらいなら、いっそ全身泥まみれになった方がましでは? と思えるほどの破壊力を秘めたものがほとんどです。

ダンボール製の泥よけ  かなり哀しい
ダンボール製の泥よけ
かなり哀しい

ペットボトル製の泥よけ  本当に哀しい
ペットボトル製の泥よけ
本当に哀しい

「Plume Mudguard」は、このような哀しみから、サイクリストを救いだしてくれる泥よけです。

「Plume Mudguard」を取り付けた自転車  もう哀しくない
「Plume Mudguard」を取り付けた自転車
もう哀しくない

「Plume Mudguard」は、同社の Web サイトから予約可能。出荷は、7月下旬から8月上旬ごろを予定しているそうです。


雨が降りだしたら、引っ張り出して使える自転車用泥よけ「Plume Mudguard」