ホンダの航空機事業子会社の米国ホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、スイス・ジュネーブで開催されているビジネス航空ショー「2014 European Business Aviation Convention&Exhibition」にて、開発中の小型ビジネスジェット機「HondaJet」の量産1号機を初めて公開した。

初公開されたパールグリーンの量産1号機
初公開されたパールグリーンの量産1号機

パールグリーンにメタリックゴールドのストライプ塗装が施された量産1号機には、GE Honda エアロ エンジンズ製の量産型ターボファンエンジン「HF120」が納入され、すべてのシステムの取り付けおよびエンジンの装着が完了しているという。

量産型のターボファンエンジン「HF120」
量産型のターボファンエンジン「HF120」

今後、地上での機能試験を行い、2014年夏には初飛行を計画。現在、同機の生産工場では9機の組み立てが進んでおり、6月には10機目が加わり、量産体制を本格化する。

また、HondaJet は米国連邦航空局(FAA)の型式証明取得のため、FAA のパイロットによる最終的な認定飛行試験を継続しており、取得後すぐにデリバリーを開始する予定。HondaJet の開発責任者であり、HACI 社長の藤野道格氏は「我々にとって最も重要なことは2015年1月~3月に FAA の型式証明を取得し、デリバリーを開始すること」と話し、実現に向け全力を尽くす方針だ。

なおこれにより、既存試験機のシルバー、赤、黄、青と合わせて HondaJet 全5色のカラーバリエーションが出揃った。