西日本旅客鉄道、タカラトミー、パナソニックの3社がコラボした特別車両「プラレールカー」が、7月から山陽新幹線で運行される。「500系こだま」号の1号車を、人気の鉄道玩具「プラレール」および乾電池「エボルタ」とタイアップして改造し、家族で楽しめる車両とする計画だ。

「プラレールカー」車内イメージ
「プラレールカー」車内イメージ

プラレールカーには、まず、1,800mm×1,800mm の大型プラレールジオラマを設置、エボルタを使用したプラレールを走らせる。さらに、500系新幹線の運転台をアレンジした子ども向けの運転台も設置する。ハンドルを操作することで速度メーターが動き、また1号車運転台からのリアルタイム映像もモニタに映し出すという。プレイゾーンでは、プラレールや絵本を無料で貸し出す。


プラレールの大型ジオラマも
プラレールの大型ジオラマも

このほか、プラレールの「てっちゃん」、エボルタの「エボルタくん」、山陽新幹線の「カンセンジャー・ジュニア」といったキャラクターが背景に並んだ記念撮影スポットや、キャラクタースタンプ台も設置する予定。

運転予定日は、2014年7月から2015年3月までの毎日(一部をのぞく)。こだま730号(博多6時33分発→新大阪11時14分着)、こだま741号(新大阪11時30分発→博多16時03分着)の2便を予定している。なお、1号車は自由席のため、特別な予約や切符は必要ないとのこと。