京王電鉄(京王)は、9月1日より販売する「新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能となる定期券」の愛称を「どっちーも」に決定した。

新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能となる定期券  「どっちーも」
新宿駅・渋谷駅のどちらでも乗り降りが可能となる定期券
「どっちーも」

どっちーもは、京王の本線と井の頭線の交わる明大前駅以西の各駅と、新宿駅(京王線/京王新線)および渋谷駅(京王井の頭線)の両駅間で利用可能な通勤定期券。通常の通勤定期運賃より以下の金額だけ高いが、この定期券1枚で新宿駅と渋谷駅のどちらでも降りることができる。


【大人】
・1か月:1,000円
・3か月:2,850円
・6か月:5,400円

【小児】
・1か月:500円
・3か月:1,430円
・6か月:2,700円

「どっちーも」の対象区間
「どっちーも」の対象区間

ただし、電子乗車券/マネー「PASMO」タイプの通勤定期券だけが対象で、磁気定期券と通学定期券は“どっちーも化”できない。また、明大前駅と渋谷駅/新宿駅のあいだの途中駅での乗降時には、乗降駅と明大前駅または渋谷駅/新宿駅区間の普通運賃が請求される。他社線との連絡定期券にする場合は、渋谷駅連絡または新宿駅連絡のいずれかになる。

京王はこの新定期券の発売に向け、愛称を投票で決めるキャンペーン「みんなで選ぼう!愛称決定戦」を5月16日から6月8日にかけて実施。5つ挙げた愛称候補「プラスoneパス」「どっちーも」「デュアルパス」「よりみち定期券」「2WAYパス」のうち、最も投票数の多かった「どっちーも」に決めた。

「どっちーも」と争った愛称候補たち
「どっちーも」と争った愛称候補たち