
Markus Moestue さんは、自転車を利用した作品を多く製作するアーティスト。これまでもタイヤをスプーンで置き換えた「自転車スプーン」などの作品を公表してきた。これは、ペダルをまわすと、ホイールに取り付けられたスプーンが食べ物を高速ですくうという作品。人の手でスプーンを操るより、はるかに効率的に食べ物をすくえるのが特徴だ。

パイントサイズのアイスクリームも、一瞬でなくなる!?
「恐竜自転車」は、Markus Moestue さんによる最新の自転車アート。「街中を恐竜が走っていたら面白いに違いない」「夜、この自転車に遭遇した人は、驚くに違いない」という思いつきを実現するために製作された。



「恐竜自転車」は、実用性も十分保持している。Markus Moestue さんは、それを証明するため「恐竜自転車」に乗り、ノルウェーのベルゲンからクリスティアンサンまで、6日間271キロに及ぶサイクリング旅行を実行した。

Markus Moestue さんは、この旅についてあまり多くを語ってはいない。だが画像を見る限り、恐竜自転車は子どもたちには大人気だったようだ。また、登坂には苦労している様子がうかがわれる。走行には全くプラスにならない巨大な恐竜のオブジェのため、重量はかなり増加していると考えられるので、これは仕方がないだろう。




