
自転車を電動アシスト自転車に改造する製品はすでに販売されている。だがそれらは、改造後、もとに戻すのが困難なものがほとんどだ。これに対し「Virtus」は、オンデマンドで自転車を電動アシスト自転車に変えられるのが特長となっている。

Virtus は、自転車から数分で取り外し、他の自転車に取り付けられるように設計されている。このため、利用者が自転車を買い換えた場合でも、Virtus の移行は簡単だ。複数の自転車を所有している場合にも有用だろう。使わないときには、友人に貸せるというメリットもある。

「Virtus」の重さはわずか3.2キロと小型軽量。最高時速25キロでの走行を実現する250ワットのモーター部分と、自転車の速度やクランクの回転数などを計測するセンサー部分から構成されている。センサーが取得した情報はモーターの回転管理に利用される他、スマートフォンに送信され、パフォーマンストラッキングにも利用可能だ。

