カナダトロントに本拠を置く Daymak は、自転車をソーラーバイクに改造するキット Daymak Drive System を開発した。


Daymak Drive System は、愛車の後輪と置き換えることで、自転車を電動アシスト自転車に改造するキット。走行に必要な電力は家庭用電源からだけでなく、本体に取り付けられたソーラーパネルを使い、太陽光から取得することが可能だ。ソーラーパネルは1時間で約1キロの走行に必要な電力を発生。1日に10キロ以下しか走行しない人であれば、家庭用電源による充電なしでも、モーターによるアシストを毎日利用できるという。


ソーラーパネルは1時間で、約1キロ走行可能な電力を発生する
ソーラーパネルは1時間で、約1キロ走行可能な電力を発生する

Daymak Drive System 本体はソーラーパネルの他、モーター、リチウムイオンバッテリー、透明なケースで構成されている。ケースは太陽光の減衰を最小限にしつつ、石はねなどによるソーラーパネルの損傷を防ぐ。本体は、Bluetooth 経由でスマートフォンからの操作する。スマートフォンアプリを使用すれば、電動アシスト機能のオン/オフ、アシスト力の強さの調整、充電レベルや走行可能距離の表示などが可能だ。

操作はスマートフォンを利用
操作はスマートフォンを利用

Daymak Drive System は、2015年に販売開始の予定。26インチと28インチが用意される。愛車を改造するキットの他、後輪に Daymak Drive System が最初から取り付けられたレディメイドの自転車も販売される予定だ。