「ホバーボード」は、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(BTTF2)に登場するスケートボードの一種。地上からは約10センチほど浮いており、搭乗者が地面を蹴ることで前進する。

米国 Hendo Hover  は、BTTF2 に登場するホバーボードに似た製品「Hendo ホバーボード」のプロトタイプを完成させた。現在、市販化と「ホバーボード専用パーク」の建設に向け、kickstarter で出資者を募集している。


Hendo Hover が開発したホバーボードのプロトタイプは、現時点で地面から1インチ(約2.5センチ)の高さに浮くことが可能となっている。同社が公開しているプロモーションビデオを見る限り、すでに人が搭乗してミニランプ上を滑れるレベルに到達しているようだ。実際に体験した人によれば、車輪のあるスケートボードとは異なり、身体が重力に逆らって宙に浮く感じを楽しめるという。

Hendo Hover が開発したホバーボードのプロトタイプ
Hendo Hover が開発したホバーボードのプロトタイプ

地面から1インチ(約2.5センチ)の浮遊が可能
地面から1インチ(約2.5センチ)の浮遊が可能

すでにミニランプを滑れるレベルに達している
すでにミニランプを滑れるレベルに達している

ホバーボードが浮遊できる秘密は、ボード内に組み込まれた4個のホバーエンジンにある。これらが特殊な磁場を発生することで、ボードと搭乗者を空中に浮遊させる浮力を生成している。

ホバーボードの仕組み
ホバーボードの仕組み

ホバーボードは磁気によって浮力を得ているため、通常の地面の上で使用することはできない。楽しむには、専用のパークが必要になる。このため、Hendo Hover では「ホバーパーク」の設計も進めている。最初に作られるパークは既存のスケートボードパークと似たものとなりそうだが、利用者がスケートボードとは異なる、ホバーボード独自の新たな楽しみ方を見つけるにつれて、徐々に新しい設備を追加していくことになるだろうと、Hendo Hover は述べている。

ホバーパーク完成予想図
ホバーパーク完成予想図

最初の製品版ホバーパークは10台限定で生産される。出荷時期は2015年の10月21日を予定。kickstarter で1万ドル(約107万円)出資すれば入手可能だったが、すでにすべて売り切れとなっている。